食養生(食べ物の陰・陽・平)
食養生(食べ物の陰・陽・平)
食養生
食べ物の陰・陽・平

生まれつきの体質には
<陽の体質><陰の体質>どちらにも偏らない<平の体質>
があります。
そして、<平>の状態が一番健康で過ごせるという考え方
が東洋医学にあります。
私たちの体を作ってくれる、養ってくれる<食べ物>も、
<陽><陰><平>に分けることができます。
この食べ物を自分の体に合わせて正しくに食べる事で、
偏った体質を<平>に近づける事ができます。
美容と健康作りの本質です。
◎温(陽)の食物(体を温めてくれる食べ物)
加熱・温飲食一般・煮た野菜一般
酢、梅肉、リンゴ、すもも、あんず、ローヤルゼリー、ヨモギ、蕗、タラの芽、うどん。
小豆、魚一般、牡蠣、エビ、羊肉、牛肉、鶏肉、なつめ、カボチャ、長芋、椎茸、人参。
赤
香辛料一般、生姜、大根、にんにく、日本酒、ウイスキー、ワイン、ラッキョウ、紫蘇。
さば、いわし、魚干物類、つくだ煮、大麦、栗、納豆、味噌。
以上1例を揚げましたが、他にも沢山の食品があります。
◎平の食物(温めもしない、冷やしもしない食べ物)
梅、かりん、ヨーグルト。ウド、菊花、ぎんなん、春菊。
胡麻、大豆、小豆、米、薩摩芋、蓮根、鶏卵、トウモロコシ、蜂蜜、水飴、葡萄、イチゴ、イカ。
里芋、ネギ。シジミ、ひじき、わかめ、醤油。
以上1例を揚げましたが、他にも沢山の食品があります。
◎冷(陰)の食物(体を冷やしてくれる食べ物) 生野菜一般・冷飲食一般
ゆず、だいだい、レモン、豚肉。お茶、コーヒー、ビール、タケノコ、ゴボウ、苦瓜、高菜、ほうれん草。
牛乳、小麦、栗、ワラビ、茄子、蜜柑、キュウリ、梨、柿、西瓜、こんにゃく、豆腐、蛸、蕎麦、
桃、トマト、白菜、砂糖、レタス、キャベツ、バナナ。
青のり、食塩(天然塩)、蟹、昆布、ハマグリ、アサリ、モズク。
以上1例を揚げましたが、他にも沢山の食品があります。。
- 陰のタイプの人は、日常温の食物を多くし、香辛料をたっぷり使った料理を食べてください。
- 陽のタイプの人は、逆に、冷の食物を多くし、食べ過ぎには十分注意してください。
-
- 食べ物にはそれ特有の“旬”があります。栄養的にもその時期のものが優れています。
- 東洋医学的な考えとして自分の体質や体の調子にあわせて食物を摂ることにより
- 病気の予防や改善に役立てることができるという定説があります。
-
- 冷え性の改善には温性(熱性)の食材を上手に取り入れることが効果的と言われています。
- 寒性(涼性)の食材は時間をかけて加熱調理をすることで冷の性質が変えられる場合があります。
冬は<温>の食物を、夏は<冷>の食物を多くしましょう。
2021-01-30 15:24:19
漢方薬剤師のブログ
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